dot. hair 伊丹本店 2023.10.05
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【産後復帰後の自分】
なかなか更新できておりませんでしたが・・・やっと
採用担当のちか です。
今日は最近求職者の方とお話して改めて感じること。
イメージしていたものと違う。
と、とまどう場面の一つに 『産後復帰後』 があると思っています。
妊娠して、産休育休取得して、大体これくらいで復帰して・・・また美容師をしたい。
ずっと美容師をしようと思っている美容師さんは、そのつもりで自分の先をイメージしていた。はず。
でも、実際復帰して、難しさを感じる。
その難しさには二つあると思っています。
1つは、自分でどうにかしようと思えばできる難しさ。
二つ目は、自分ではどうにもできない難しさ。
自分でどうにかできる難しさは例えば、時間のなさだったり、完璧主義なゆえの両立できないもどかしさだったり・・・
もちろん無理はダメですよ、心も身体も健康にいるためには、自分の中で妥協点を持って頑張りすぎずに、家電に頼ったり、人に頼ったりして、助けてもらって忙しい時期を過ごしたりは必要。
でも自分である程度コントロールでき、自分で選択できる点で言えば、「どうにかしようと思えばできる難しさ」です。
でも、二つ目の「自分ではどうにもできない難しさ」
ココに関してつまづいてしまったら、たぶん辛くなります。
それは、周りの環境。周りの協力です。
分かりやすく言うと、職場の環境です。
『自分がいる場は自分でつくれ!』なんて「環境のせいにするな!」とか、今まで私も沢山の本を読んで、人の話を聞いて、そういう考えがあることもわかっています。
でも、産後復帰した時に、その元気や余裕が持てる人は本当に少ないと思います。必死ですから、毎日に。
そんな時に『産後復帰ママ美容師が受け入れてもらえている』と会社に対して、仕組みに対して、周りの共に働く人たちに対して、思えるかどうかはすごく重要だと思います。
それは小さな声掛けだったり、
実際に職場で活躍するママ美容師さんがいるとか、
子供の急なお迎え呼び出しに対する周りの協力体制、
他にももっと細かい所で、
本当の部分で、自分はここにいていい人間なのかと、産後復帰のタイミングで不安になる。
努力は皆さんされます。
呼び出しがあっても、誰か代わりに行ってもらえる家族に連絡してみたり、
普段から子供が風邪をひかないように注意を払って、
周りに「ごめん、迷惑をかけて」って毎日のように思っています。
大手を振って、私ママだからえらいでしょ、なんて思って産後復帰して働いている人はいないと思います。
みんな必死。
そんな時に、「受け入れてもらえている」と感じることができれば、それだけで頑張れる。
ここにいていいんだと。
ママ美容師の肩を持つわけでなく、
これが産後復帰でなくても、例えば介護を仕事と並行するしていく際も、
たぶん同じようなことがあるし、
人間誰もが、今!っていうときに大変な時があります。
その時に、受け入れて共にやっていける会社でありたいって思っています。
だから、実際に自分が体験して感じたことは、仕組みや想いに反映していきたいし、
弊社も今が完成系ではなくて、もっともっと経験して、沢山話して、
沢山の背景がある方と出会って、ご縁があれば一緒に働いて、
皆でつくっていけたらいいなと思っています。